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豊川市内の公営住宅にお住いの方からの依頼で出かけました。
亡くなられたお父様の遺品という事で、拝見させていただきました。
アマチュア無線機はヤエスのFT-101だけであとはCB無線機とそれに関連した無線機類です。
FT-101は当時のライバル機トリオのTS-520と違って27MHz帯及びAMに対応しておりましたので、CBの愛好家にも爆発的に売れた機種です。
CB無線からアマチュア無線に移行または平行して運用していた方は多いのですが、あいにく私にはCBの経験はありません。
買い取り時最初に見せていただいたのはFT-101と安定化電源、アンテナチューナー、24Vから13.8Vへのデコデコの4点のみでした。
ダンプカーに乗っていた方なので車載用の無線機もあると思い「他にありませんか ?」と尋ねると押し入れからCB無線機等が出てきました。
古いCB無線機と24V仕様のCB用のリニアアンプです。
CB無線機の方は先に述べたように私にはCBの経験はありませんが昔CB無線機を28MHz帯の無線機に改造した事はあります。
リニアアンプの方はその方面に詳しい方が作ったものと思われます。
パネル面が中途半端です。
メーカー製にしてはデザイン等がイマイチですが、素人の自作にしては大変よくできております。
興味のある内部は6JS6を5本使用してあります。
大型のダンプカーなので、当然バッテリーは24Vでヒーター電圧は4本ならば丁度いいのですが、5本直列では1本あたり5Vとなり少々低過ぎ?
SKY BOY 300とパネルに表記がありますので、多分出力は300Wだと思います。
バリコンはすべて半固定を使用してあります。
この辺も帯域の狭いCBならではの事で、帯域の広いアマチュア無線用とは少々異なっております。
ただ6JS6のプレートが、キャップを使用せずに直に半田付けがしてあります。
取り敢えずキャップが在庫切れとなり、やむを得ず直付けしたのかもしれませんが、メンテナンスの事を考えると不親切です。