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アイコムのIC-706は1995年に発売された、小型でセパレート運用が可能な1.9~144MHzまでをカバーしたオールモード機です。
発売時には世界最小サイズをうたっておりました。
セパレートタイプにし、50MHzと144MHzを加えた事により、よりモービル運用向きの無線機になっております。
一昔前のTS-130等のHFのみの無線機と比べるとVHFが加わっても随分と小さくなりました。
現在では各社ともHF/50/144/430MHzオールモードが当たり前になっております。
IC-706(無印)は1995年8月発表
IC-706はHF帯:100W、50MHz帯::50W、144MHz帯:10W(以上SSB)
IC-706Sは各バンドSSBは10Wモデルになります。
IC-706MK2 は1997年4月に発表 されました。
IC-706(無印)からVHF帯の感度向上、バンドスイッチを加える等の操作性の向上。
フィルター特性の見直しと内臓スピーカーを大口径 に変更して音質の改善。
オプションフィルター2本の収納スペース確保。
VHF帯の送信出力を50MHzが50W→100W、144MHzが10W→20Wとパワーアップ。
等の改良が行われております。
さらに1998年8月には IC-706MK2Gが発表されました。
主な改良点はV.UHFの強化で、430MHz帯が追加され、144MHz帯は50Wになりました。
このように年を追ってIC-706シリーズは進化しております。