FTDX1200はヤエスのミドルクラスのHF/50MHzのトランシーバーです。
このクラス最高水準の性能と優れた操作性を有しています。
標準価格は10W/50W/100Wバージョンにかかわりなく228,000円
本格的な1st IF 40MHzのトリプルコンバージョン方式を採用し、帯域幅3kHz、6kHz、15kHzのルーフィングフィルタを標準装備しています。
近接多信号特性を改善し、妨害信号を効果的に減衰させています。
IF DSPには上位機種のFTDX3000にも採用されている32ビット高速浮動小数点DSPTMS320C6727Bを使用し、ワイズ、シフト、コンツアー、ノッチ、APFなどYAESUが誇る多彩な混信除去機能を搭載しております。
状況に応じた最適なRFアンプ回路の動作を選択することができるIPO機能
RFアンプには2SC3356を2個使用し、コンディションに応じて1段にしたり、シリーズに接続したり、状況によってはATTを切り替える事ができます。
4.3″大型TFTカラーディスプレイを搭載したクラス初のスペクトラムスコープにはASC機能を採用しております。
マニュアル、ASC、連続の3つのスイープモードがあります。
ウォーターフォール表示に対応した本格派スペクトラムスコープが、帯域内の信号の瞬間的および時間的変化を一目で捉えることができます。
オプションのFFT-1を実装することにより、相手局の送信電波のオーディオ特性や受信音のスペクトラムを表示するAF-FFTスコープ機能をはじめ RTTY/PSK31エンコード・デコード機能、CWデコード機能、CWオートゼロイン機能に対応しております。
専用の操作ツマミとボタンをTFTディスプレイの下部に配置し、操作性を高めたシフトやワイズ、ノッチ、コンツアー(APF)機能、お好みでアナログメータに近いメーター表示と多機能バーグラフ表示の選択が可能です。
メインダイアル上部に、送受信の状態やVFO-A、VFO-Bの基本設定を表示
アンテナ端子からAGC回路まで信号の流れに沿った受信ブロックダイアグラム表示により確実な操作が可能。
基準発振回路に±0.5ppm TCXOを標準で搭載。広い温度範囲で優れた周波数安定度を実現し、さらに低音、中音、高音のそれぞれを独立して調整可能な3ステージパラメトリックイコライザーを採用しています。
オプションにはFTDX1200とパソコンをUSB接続できるSCU-17
非常にQの高いコイルを採用したFTDX9000、FTDX5000シリーズ用のμ-チューニングキットA(160m)、B(80/40m)、C(30/20m)を最大3台接続可能。