現在のHF機では50MHz帯は当たり前ですが、この時代は50MHzに出れるメーカー製は、FT-620等の50MHz専用機もしくはオールバンドHF機にトランスバーターを接続して運用しておりました。
A3全盛時代には50MHzのクリコンは何台か制作し、終段管に2E26を使用したトランスバーターも1台作りました。
FTV-650は50MHz帯用トランスバータです。
FT101シリーズ、FT-201シリーズ、FL/FR101ライン等の28MHzから30MHzまで送受信できる親機とつなぎ、2バンドで50MHzから54MHzまでをカバーできます。
ドライバーに12BY7A終段にS2001を使用しております。
今回買取のFT-650Bは通電と真空管のヒーターの点灯の確認はできましたが、動作の確認には至っておりません。
ACC用のケーブルはありますが、入出力用の同軸ケーブルを作らなくては動作確認ができません。
パーツはあるのですがなかなかケーブルが作れません。
この辺は反省材料です。